WSBKポルトガル戦レビュー|オリヴェイラが地元で3連続表彰台!
WSBKポルトガル戦レビュー|オリヴェイラ、地元で躍動。BMW勢が示した確かな手応え
2026年3月29日、世界スーパーバイク選手権(WorldSBK)第2戦が、ポルトガル・ポルティマン(アウトドロモ・インテルナショナル・ド・アルガルヴェ)で全日程を終えました。BMW Motorradチームと、テクニカルパートナーであるOUTDOは、今戦も共に戦いの場へ。週末を通じて、新加入の地元ライダー、ミゲル・オリヴェイラがその適応力の早さを見せつけ、ベテランのダニロ・ペトルッチも着実に手応えを搔んだ3日間となりました。両者は2026年型BMW M 1000 RRで走り、強豪揃いの世界戦線で確かな足場を築いています。



レース1

土曜午後の第1レース(20周)は、注目度の高い一戦に。土曜午前の予選(ティソ・スーパーポール)でオリヴェイラは 4番手 を確保し、フロント側からのスタートを決めました。注目すべきは、その予選タイム 1分39秒068 — 昨年トプラック・ラズガットリオグルBMW M 1000 RRで打ち立てたサーキットレコードを上回るタイムです。
決勝では序盤からトップ集団に張り付き、先頭を走るドゥカティ2台(ブレガ、レクオナ)を追走。20周のレースを粘り強くまとめ上げ、3位でチェッカー。これは、ポストMotoGPとして転向してわずか WSBK第2戦目 で掘んだキャリア初の表彰台となりました。
スーパーポールレース

日曜午前のスーパーポールレースは、わずか10周のスプリント。オリヴェイラはスタート直後からトップ集団に食らいつき、上位の流れをキープ。終盤までポジションを守り抴き、再ぱ3位でフィニッシュしました。
レース2

日曜午後の第2レース(20周)は、タイヤマネジメントが問われる展開に。オリヴェイラはレース中盤でペースを調整し、グリップ低下を補う繊細なライディングで後続の追い上げを押さえ込みました。最後まで3位を保ち、地元ポルティマンでの 3レース連続表彰台 を達成。これは2024年からBMWに加入したライダーとして、最も印象的な週末の一つです。
ペトルッチも後半戦で本領を発揮し、ポジションを上げて 7位 でフィニッシュ。本戦における自身の最高位となりました。
週末の総括

| ライダー | 予選 | レース1 | スーパーポールレース | レース2 |
|---|---|---|---|---|
| #88 ミゲル・オリヴェイラ | 4番手 | 3位 | 3位 | 3位 |
| #9 ダニロ・ペトルッチ | 9番手 | 10位 | 12位 | 7位 |
会場には 82,000人を超える観客 が詰めかけ、地元ヒーローのオリヴェイラに大きな声援を送りました(WorldSBKのDWO時代で2番目に多い動員数)。BMW Motorrad陣営は、今戦を通じて新加入ライダー2名の適応とマシンセットアップの精度を着実に上げてきた手応えを得ています。
