首都高のバイク料金は10月1日から改定。ETC・現金はいくらになった?

首都高をバイクで走るときの料金は、2026年10月1日午前0時から改定されています。軽・二輪の基本料金は、ETCが280〜1,740円(上限は1,590円から150円増)、現金が1,590円から1,740円に変わりました。

ただし、「どの区間でも一律150円上がった」わけではありません。ETCの料金は乗り降りする出入口の間の距離で決まるため、上がる額は区間によって違います。この記事では、改定後の料金と決まり方、現金・割引の注意点、自分の区間の調べ方を、首都高の公式ページの記載に沿って整理します。

ETCと現金のゲートが並ぶ首都高の料金所と高架道路のイメージ。「首都高ニュース バイク料金、いくらに? ETC・現金|2026年10月〜」の文字入り

1. 軽・二輪の基本料金は、ETCが280〜1,740円、現金が1,740円

首都高の料金では、バイクは「軽・二輪」の区分になります。改定前後の基本料金は次のとおりです。

支払い方法 改定前 2026年10月1日から 補足
ETC 280〜1,590円 280〜1,740円 下限は変わらず、上限が150円増
現金 1,590円 1,740円 一部区間を除く。基本料金以外になる区間あり

この料金は、2026年10月1日午前0時以降に首都高の入口を通過した走行から適用されます。

混同しやすいのが、上限の差額と区間ごとの差額です。150円は上限額どうしの差で、距離の短い利用では上がる額がこれより小さくなります(目安は次の章に載せています)。

なお、料金の計算式にも「150円」が出てきますが、こちらは1回の利用ごとにかかる固定額です。上限の差額とは別のものなので、混同しないようにしてください。

2. ETCの料金は「料金距離」で決まる

ETCの基本料金は、乗り降りする出入口の間の「料金距離」をもとに、次の式で計算されます。

(車種区分ごとの1kmあたりの料金 × 料金距離 + 150円)×(1 + 消費税率)

端数は四捨五入して10円単位にします。軽・二輪の1kmあたりの料金は、改定前の23.616円から25.978円になりました。上限は料金距離55kmの額で、これを超える距離でも上限額までです。

計算式にあてはめると、料金距離ごとの目安は次のようになります(消費税率10%で計算)。

料金距離 改定前 改定後 差額
10km 420円 450円 +30円
20km 680円 740円 +60円
30km 940円 1,020円 +80円
40km 1,200円 1,310円 +110円
55km以上 1,590円 1,740円 +150円

この表は、公式の計算式を使った記事内の試算です。実際の料金は、出入口の組み合わせごとの料金距離で決まります。走る区間の金額は、次の章の公式検索で確認してください。

都市の建物の間を曲がりながら延びる高架道路のイメージ

3. 現金の基本料金は1,740円。ただし例外の区間があります

現金で払う場合、軽・二輪の基本料金は1,590円から1,740円になりました。首都高の案内では、現金車の基本料金は「一部区間を除いてETC車の上限料金」とされています。最初に通る料金所で払えば、首都高の全線を利用できます。

注意したいのは、次の2点です。

  • 現金の基本料金とは別の料金になる区間があります。どの入口・出口が対象かは、首都高の「基本料金以外の区間」で確認できます。
  • クレジットカードで払う場合も、現金と同じ料金です。一方、ETC専用の入口では、現金やクレジットカードは使えません。

現金で走る予定がある方は、通る入口が例外区間に当たらないか、出発前に見ておくと安心です。

4. 自分の区間の料金は、公式の料金・ルート検索で確認する

出入口が決まっているなら、首都高の料金・ルート検索で、実際の金額を調べられます。検索するときは、車種が「軽・二輪」の区分になっているかを確かめてください。普通車の料金例は、バイクの料金とは別の額です。

駐車したバイクを背景に、出発前にスマートフォンを確認する手元のイメージ

5. 割引と、変わらなかったこと

車種区分は今回の改定でも変わらず、軽・二輪は引き続き独立した区分です。割引については、首都高の改定FAQに次の案内があります。

  • 大口・多頻度割引、都心流入割引、都心流入・湾岸線誘導割引は、2031年3月末まで継続される
  • そのほかの割引に変更はない
  • 料金の据え置きや大口・多頻度割引の縮小は中型車以上が対象で、軽・二輪は対象外

首都高の料金ページには、深夜割引、環境ロードプライシング割引、外環道迂回利用割引なども並んでいます。ただし、各割引の対象車両や時間帯、支払い方法などの条件は割引ごとに異なります。バイクで使える割引があるかどうかは、首都高の料金ページから各割引の案内で確認してください。

6. 首都高が料金を見直した理由

首都高は、労務費や材料費の高騰で維持管理のコストが上がっていることへの対応を、改定の理由に挙げています。安全・安心な道路サービスを続けるための財源を確保する、という説明です。

7. 首都高を走るときに知っておきたいこと

首都高は自動車専用道路です。そのため、原動機付自転車(125cc以下の二輪車)は利用できません。「軽・二輪」の区分には、軽自動車、小型特殊自動車、側車付きを含む二輪自動車が含まれます。

8. まとめ

  • 軽・二輪の首都高料金は、2026年10月1日午前0時以降の入口通過から改定されている
  • ETCの基本料金は280〜1,740円、現金は1,740円(一部区間を除く)
  • 上限は150円増だが、区間ごとの上がり幅は料金距離で変わる
  • 自分の区間は、車種を「軽・二輪」にして公式の料金・ルート検索で確認する

料金や割引の条件は、今後変更される場合があります。走る前に、首都高の公式ページで最新の情報を確認してください。

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【本記事に関する参考情報・出典】

確認日:2026年10月9日。料金・割引の条件は変更される場合があります。最新の情報は首都高の公式ページでご確認ください。

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